基礎の詳細

テニスラケットの『スペック』とは?ラケットについて詳しく解説!

グリップについて

硬式用と軟式用で形状が違う

リサイクルショップでは混在している可能性があるので購入前には必ず確認しよう。

軟式から硬式に転向したプレーヤー向けに、扁平の八角形を正八角形に加工してくれるショップがあります

硬式のラケット正八角形がつぶれたような扁平の八角形
軟式のラケット正八角形
グリップの太さ

メーカーで表記や表示場所が異なるが数字の前のアルファベットや記号はサイズと関係ない物が多い。

グリップサイズ14インチ+1/8インチ約10.5cm
グリップサイズ24インチ+2/8(1/4)インチ約10.8cm
グリップサイズ34インチ+3/8インチ約11.1cm
グリップサイズ44インチ+4/8(1/2)インチ約11.4cm
グリップテープ

グリップテープは『リプレイスメントグリップ』と『オーバーグリップ』の2種類があるので購入時は注意しよう。

リプレイスメント・グリップ新品のラケットに初めからついているグリップテープ。
厚みがあり両面テープで張り付けられている。
オーバー・グリップ比較的薄いものが多く、リプレイスメントグリップの上から巻き付けてリプレイスメントグリップを保護する。
定期的な交換が必要。
手に汗をかく人は『ドライタイプ』、乾燥肌の人は『ウェットタイプ』がおすすめ。

ラケットのスペック(性能)について

フェイスの面積

ラケットのフェイスは面積の大小で性能が変化する。

現代テニスではフェイスサイズ100平方インチが最も多く使用されている。

85~95平方インチ
(ミッドサイズ)
サイズが小さいため空気抵抗が少なく振り抜きやすい。
ガッストリングがたわみにくいのでパワーは落ちるがコントロールしやすい。
96~105平方インチ
(ミッドプラス)
現代テニスで最も多く使用されているサイズ。
ちょうど中間にあたるフェイス100平方インチは、重量約300gで

バランスポイント約320mmの場合『黄金スペック』と呼ばれている。
106~125平方インチ
(オーバーサイズ)
スイートスポット(ラケット中心の最適な打球点)が広く、初心者に向いている。
ストリングがたわみやすいためパワーは得やすいがコントロール性が落ちる。
ラケットの重量(ウェイト)

ラケットの重量はウェイトと呼ばれているが、スイングウェイトとは別の話。ウェイトは単純にラケットの重さのこと。スイングウェイトについては次の項目で解説。

現代のラケット重量は240g~330g位のものが多く、重いほどパワー性能が上がり相手のボールに押されにくくなる。しかし、重いほど疲労も早いため重ければ良いというものでもない。

スイングウェイト

ラケットを振ったときに『感じる重さ』のこと。

ラケットの重心となる位置が大きくかかわるため、次の項目のバランスから学ぼう。

プリンスなど一部のメーカーでしか表記していない数値なので、あまり気にし過ぎないほうが良い。あくまで参考程度に。

ラケットのバランスポイント

グリップエンドから何ミリのところが重さの中心になっているかを表す。

ラケットが軽くても重心がヘッド側にあるとスイングウェイトは重く感じるため、ウェイトとバランスポイントの数値がラケットのパワーと操作感を左右する。

トップライト(グリップ側が重い)グリップエンドから310mm以下にポイントがある。
スイングした時のパワーは落ちるが操作しやすい。
イーブンバランス(中間)グリップエンドから310mm~329mmにポイントがある。
パワーやコントロールの性能が程よく、黄金スペックと言われるラケットのバランスポイントは約320mmなので、このイーブンバランスに該当する。
トップヘビー(ヘッド側が重い)グリップエンドから330mmにポイントがある。
スイングした時のパワーは大きいが操作しにくい。
ラケット(フレーム)の厚み

フェイス部分を横から見た時のフレームの厚み。

厚いほど固くなるので反発力が大きく、薄いほど柔らかくなるのでコントロール性能が上がる。

薄ラケ(17~21mm)フレームが柔らかいので反発力が小さくボールが飛びにくいがコントロールしやすい。
中厚(22~26mm)薄ラケと厚ラケの中間。黄金スペックは厚みが23mm~26mmと言われており、この中厚が該当する。
厚ラケ(26~30mm)フレームが固いので反発力が高くボールがよく飛ぶがコントロールしにくい。

グリップの角度とは?握りかたについて詳しく解説!

打ってみて『しっくりくる』で決めて良い。

握りかたは大きく分けて4種類ありますが、決まりはありません。ただし、打ちたいショットによって握りを変えたほうが良いと言われているので、 一通り憶えておくと良いでしょう。

初心者のかたは驚くかもしれませんが、テニスは打ちたいショットによって握りかたをコロコロ変えるスポーツなんです。

はじめに

角度についてお伝えするには二つの方法があります。

①ラケットを中心に考え、手の角度を変える
②手を中心に考え、ラケットの角度を変える

当サイトでは、『②』の手を中心に考える方法でお伝えします。

手のひらの画像の赤いポイントとグリップの画像の何番が触れているかで見てみましょう。また、バックハンドの際や左利きのプレーヤーの場合は反転させた画像をイメージしましょう。

コンチネンタル

『包丁を握るように』と例えられ、最も薄い握りかた。フェースが少し上(空側)に向いている。

ボレー、サーブではコンチネンタルの握りがおすすめされている。ストロークでも使用できるが難易度がやや高く、打点に気を付けないとパワー不足となる。

打点はほかの握りでは少し振り遅れとなるくらい待つ(引き付ける)とパワーを得られる。

イースタン

コンチネンタルより、ラケットを少し半時計周りに動かした握りかた。フェースが真横に向いている。

フォアのストロークやスライスに使用される。初心者にお勧めされているが、プロのトッププレーヤーにも多くみられる握り。

打点はボールが身体の真横よりほんの少し前に来たあたりが理想。

セミウェスタン

イースタンより、ラケットを少し半時計周りに動かした握りかた。フェースが少し下(地面側)に向いている。

フォアのストロークやスライスに使用される。現代テニス&ラケットでは人気があり、パワーと回転をバランス良く得られる握りかた。

打点はボールが身体の真横より少し前に来たあたりが理想。

ウェスタン

セミウェスタンより、ラケットをさらに半時計周りに動かした最も厚い握りかた。フェースが下(地面側)に向いている。

フォアのストロークに使用される。リーチが短くなるため守備範囲が狭くなるが、強烈な回転を生み出せる握りかた。

打点はセミウェスタンより少し前に来たあたりが理想。

テニスで気を付けたい体の不具合

テニス肘(テニスエルボー)

テニスプレーヤーがなりやすい症状で肘から手首にかけて節々や骨にひびくような痛み。

ボールを打つ時の衝撃が手首から肘に伝わることが原因で、シングルバックハンドのプレーヤーは注意が必要。

スイートエリアに正しく当てて衝撃を軽減することで防ぐことができます。 ガットの質が悪い(自分のプレースタイルに合わないなども含む)、腕の力だけで力まかせに打っていることも要因の一つなので。 力まず体重移動を意識して丁寧にボールを打つことを心がけよう。

腰痛

肩甲骨と腰の中間であれば、広背筋が筋肉痛になっているだけかもしれないが、骨盤の上の背骨付近ならば腰痛の可能性が高い。

テニスを始めてからなったのであれば、腰回りの筋力不足により痛めているかもしれないので、インナーマッスルを鍛えよう。 また、プレースタイルとして『振り向きながらのショット』『無理な体制でのショット』『べた足でのショット』が多いと腰痛になりやすいので、 無理に腰をねじって打つのは控えよう。

打ち終わりの際に、ラケットを持っている側の足を地面から放すことで、身体のねじれが開放されて腰痛になりにくくなる。

ひざの痛み

テニスを始めてから痛むのであれば『べた足でのショット』が原因かもしれない。 特にハードコートでのプレーが多い場合は、より可能性が高い。

テニスはボールを打つときに体を回転させる必要があるが、 べた足(つま先からかかとまで地面につけたままの状態)で回転させると、ひざがねじれて痛めてしまう。

つま先か、かかとのどちらかを浮かせた状態で、地面についているほうをクルっと回転させてひざがねじれないようにしよう。

これらの不具合を改善するには

『サポーターは筋力を低下させるので、あまり使用しないほうが良い』と言われることがありますが、正しく使えばそんなことはありません。 サポーターの補助があったほうが改善しやすいので、購入を検討しよう。

『炎症』を正しく理解することが改善の近道

スポーツで体が不具合を起こす時は、炎症している可能性がある。炎症は数日で治るものではなく、しばらく安静にして改善しても、習慣を改善しなければ再発する。

炎症は特定の部分のみに大きな負担がかかることで起こるので、炎症が起きている箇所の周りの筋肉を鍛えることで負担を軽減できる。

これらを加味したうえで、サポーターを使用して痛みを軽減しつつ、無理をしない程度のトレーニングでじっくり鍛える事が出来れば、 それが改善への一歩となる。

タイトルとURLをコピーしました